「やりたくなる」がポイント!レッスンの工夫②

コーチの菊地です。

今日は、U-12(小学生)クラスの平日レッスンの様子をお伝えしているシリーズ②です。
前回は子供達の心理に着目したレッスンの工夫についてお伝えしました。
本日は、1つの練習で複数の効果を生む内容についてお送り致します。


一般的なスラローム走。(簡単に言うと、ジグザグ走)
これだけならどこもやると思います。


私達もまずは「正しいやり方」を伝え、反復し、慣れてもらいます。
大切なのはここからです。


これに日頃使用しているサッカーボールを利用して


そこを体の重心と考え、身体を斜めにして速く動く「斜行」の感覚を掴んでいきます。


もちろん、切り返しや折り返しなどで、細かく体を使用する部分も行います。


焦ってしまうとコーンを倒したり、小刻みに動きたいのに体を残してしまってジグザグに使えず、またぐような動きになってしまいます。
しかし、反復で必ず直ります。


さらには、仲間が足を広げて待っているので、そこにボーリング式で投げて「投げる」感覚も身に付けます。


先頭の人は、最初は後ろを見ながら待って、タイミングよくキャッチ。
慣れてきたら、真下のみを見ていて、来た瞬間に素早くキャッチするなど、反応速度を高めたり、身体の力の調節能力を磨きます。


もちろん、今はサッカーの単元なので、ドリブルも行います。


こちらについては、何度も反復してボールを沢山触り、慣れていきます。
先程のようにインサイドキックで股下をパスで通し先頭の人は、ピッタリのタイミングでボールをトラップしたり、ゴール時はピッタリキャッチを狙います。


出来るとこの表情。
最初は、通り抜けてしまうことがほとんどで、反復することでボールの軌道、スピード感、タイミング、スペーシングなどを掴んでいきます。

このように、「1つの練習」の中に子供達のたくさんの感覚を刺激しつつも常に「楽しい」が脳内をよぎるようなメニューが成長には欠かせません。
脳が「楽しい」と活性化していることで、考える力も、暗記をする力も、はたまた思考力も発達します。

仮にスポーツをしていても何も考えずにただやらされていては伸びないのは、学習でも同じではないでしょうか。

つまり、今の子供達に大切なのは「一時的な手段」より「本質的な感覚創り」ではないでしょうか。


もちろん、サッカー単元なので1vs1は行います。
フェイントのタイミングや駆け引き、素早い動きなどの基本は重要です。


シュート練習なども走りこんで行う形を増やして、タイミングや空間認識する力を高めながらシュート精度も上げていきます。


1・2月に様々な種類の練習に取り組んできたので、知らず知らずのうちに固まってしまうゲームやボールにだけ集まる習性は改善されてきました。
あと1か月のサッカーカリキュラムの中で、バスケットボール単元時に合ったような大きな成長を期待しています。

みんな、頑張りましょう!

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